雙林寺 群馬県渋川市 2021.4.12
雙林寺 本堂文安年間(1444年 - 1449年)から宝徳年間(1449年 - 1452年)にかけて上野国の守護代である長尾景仲の開基により、一州正伊が開創した寺で一州の師である月江正文が開山となった。その後は長尾氏の保護を受け、この地域における曹洞宗の中心的な寺院に発展した。江戸時代には上野国・信濃国・越後国・佐渡国にある曹洞宗の僧録所寺院を支配する寺院であった。隻林寺の七不思議1 開山の1つ拍子木-深夜拍子木が自然...
法善寺 2021.3.14
法善寺は、山号を金嶽山と称し、武州鉢形領男衾郡甘粕村泉福寺末と古書に記されている。本尊は阿弥陀如来で、他に廃寺となった金龍山妙音寺の本尊であった十一面観世音も安置されている。開基は、初代天神山城主藤田右衛門佐康邦で、康邦は同時に寄居町の正龍寺も開基した。藤田氏の所領は、秩父白鳥郷と藤田十六郷で、後に北条氏康の三男の氏邦を養子に迎え、自らは花園城に引退し、弘治元年(1555)九月十三日死亡したが、位牌は...